平成21年11月12日 (木曜日) 曇一時晴

鳥屋岳(とやだけ)590.1m 山香町

北緯33度23分28秒  東経 131度28分39秒

 大分からR10を日出町方面に向かいます。日出町に入り「松屋寺入口交差点」を左折します。ここを起点とします。約600mで変則十字路の信号があります。この真中の道(やや右折)の広域農道に入ります。約7.5KmでK646が左に分岐しますが、農道を山香方向に進みます。約8.8Kmで「ポケットパーク日出」が右手に見えます。約10.2Kmで左側に「日指林道」入口があります。ここに駐車しました。

(1) 日指林道入口です。鎖が張ってあり、車は進入禁止となっています。 (2) オレンジの山名案内標識がありますが、その下に気なる標識があります。「許可なく無断で侵入した者は・・・」「防犯カメラ作動中」「警察に通報する」
(3) もう一枚の標識に、森林管理署の電話番号がありましたので、「入山許可」の電話を入れました。「登山で入るのはOK。気をつけて・・・」とのことでした。先ずは安心。   (4) 未舗装の林道を進みます。写真では良くわかりませんが、実は下り坂です。山に登るのに、どんどん下っています。
(5) 約8分でT字路となります。ここを左に進みます。この辺から上りとなります。 (6) 間もなく、目指す鳥屋岳が姿を現します。
(7) バックミラーの下に「鳥屋岳」「入口」の案内標識があります。 (8)  鉄塔に向かう最後の登りはコンクリートの道です。
(9) 歩き始めて約15分で鉄塔(39)着です。 (10) 山頂に向かって、鉄塔の右側(東側)に踏み跡があります。ススキ、イバラ等が生い茂っています。
 
(11) 中に入ると、はっきりと踏み跡があります。腰をかがめて進みます。 (13) しかし、それもつかの間。ススキ、イバラ、雑草が完全に踏み跡を塞いでいます。赤いテープ(印)があります。コースは間違っていません。山頂目指してイバラ等をかき分け進みます。これが大変です。
(14) ヤット山頂に着きました。オレンジと二豊山岳会他の山名表示板が出迎えてくれました。2時間近く掛かりました。標準は40分ほどですから、イバラ道で苦労して時間を費やしました。 (15) 山頂は背丈以上あるススキで生い茂り、眺望は良くありません。三角点も印の中ですが、良くわかりません。
(16) すっきりしました。 (17) 二等三角点です。590.1mです。
(18) 三角点から反射板の裏側が見えます。 (19) NTTの鳥屋岳無線中継所です。
(20) 登りでは気がつきませんでしたが、遠望を楽しむことが出来ます。その@です。 (21) そのAです。
 今回の山歩きは大変苦労しました。それも皆わたしの計画の甘さです。

1、近場をいいことに、遅く出発し、日指林道入口に着いたのが既に正午前。わたしはほとんどが単独行のため、午前中登り、正午前後山頂、午後下山を基本としていますが、それを破った。
2、どのガイドブックにも「登山道はイバラが生い茂っている」と記されていますが、想像以上のイバラ道で思わぬ時間を費やした。
3、基本の「のんびり、ゆっくり」とは程遠いものであった。

  反省するところが一杯あります。

 鳥屋岳は独立峰でススキさえ生い茂っていなければ、360度の素晴らしい景観が望めるはずです。春先の山歩きを、お薦めします。
(22) 近くの経塚山です。