平成26年3月28日(金曜日) 晴

弥高山(やたかやま)339.7m〜広嶺山(ひろみねさん)260m〜増位山(ますいやま)259.0m         姫路市  

弥高山:北緯34度52分57秒 東経134度42分5秒。 広嶺山:北緯34度52分26秒 東経134度42分1秒。 増位山:北緯34度52分6秒  東経134度43分2秒

 姫路市のJR播但線砥堀(とほり)駅下車。K518に出て北東に進みます。

     
(1) 地形図  登山ルート(赤線)はGPSの軌跡を写したもので、あくまで概念図です。クリックで拡大   (2) 無人の砥堀駅から右に曲がります。標高約30m。
     
(3)  約25mでK518に出ます。K518を北東に約500m進み、左に曲がらます。「そうめん滝」の大きな案内看板(印)があります。   (4) 舗装道路を約28分登って行くと、「随願時」への分岐点がありますが、直進します。ここはもう近畿自然歩道。歩行距離約1.9Km。標高約106m。
     
(5) 約32分でキャンプ場着。正面に施設が見えます。左側の道を行きます。距離約2.2Km。標高約123Km。   (6) 左は廣峯神社への道。今日は直進気味に進み木場道を行きます。
   
(7) キャンプ場を過ぎると未舗装の山道となります。   (8) 自然林の中の気持ちのいい木場道です。
     
(9) 約38分後沢を渡ります。その後数度渡ります。距離約2.7km。標高約141m。   (10) 約52分後ケルン(石積み)があります。左に見て進みます。標高約174m。距離約3.75Km。
     
(11) 約66分で峠です。左に曲がり尾根を登って行きます。ここからが本格的な登りです。標高約168m。距離約4.0Km。   (12) 道ははっきりとしていますが、かなりきつい登りです。
     
(13) 約6分で約240m登ってきました。ここから下りです。約72分後、標高約325m。距離約4.3Km。約7分後再び登りとなります。   (14) 約90分後前方に鉄塔が見えてきます。 標高約313m。距離約5.0Km。
     
(15) 鉄塔を左に見ながら登って行きます。    (16) 約95分後Y字分岐があります。地形図で確かめると左に行けば、弥高山のようです。 
     
(17) 98分後高圧線の下を行きます。標高約340m。距離約5.4Km。    (18) 歩き始めて約100分で三角点石柱と標識があります。しかし、ここまで道ははっきりしていますが、目印テープも道標も無く(見当たらず)地形図を頼りに来ましたので、果たして弥高山か不安でした。
     
(19) ありました。小さな山名標識ですが、間違いなく弥高山です。展望はあまりよくありません。ある資料には、やたかやま、又ある資料には、みこうやま、とありました。   (20) 四等三角点です。339.7mです。地形図には山名は記載されていません。
   
(21) (16))項まで戻り、左に曲がり登って行きます。平成20年開港を目指し計画されていた、播磨空港の反対運動の標識が残っていました(3枚見つけました)空港は平成14年に知事が計画の申請を見合わせ、事実上の白紙撤回となったようです。標識はそれ以前のものでしょう。    (22) 約119分後近畿自然歩道との合流です。標高約300m。距離約6.7Km。
     
(23) 広峯神社へは後0.9Kmです。なぜか、空港予定地の標識が取り付けられています。クリックで拡大   (24) 約125分で吉備神社への分岐分岐点です。標高約290m。距離約7.2Km。
   
(25) 約128分で荒神社・吉備神社です。標高約314m。距離約7.2Km。   (26) 詳しく説明してあります。クリックで拡大。クリックで拡大。 
   
(27) 約135分で廣峯神社と随願寺との分岐点です。神社は目の前です。廣峯神社までの距離約7.6Kmです。神社の標高約260mです。
 官兵衛の祖父重隆は廣峯神社に参詣。御師・井口大夫から黒田秘伝の目薬を依頼され、ほどなく艶福長者になった。と資料に記されています。
  (28) 廣峯神社拝殿です。広嶺山は山名ではなく、地名のようです。ある資料には山頂に廣峯神社が鎮座する。とあります。
 立派な休憩所もあり、ここで昼食を取りました。既に6組の観光客・登山者が休憩しており、ご婦人の団体さんのにぎやかなこと、ニギヤカナコト。休憩所には双眼鏡が備えられておりますが、カスミがかかり展望はよくありませんでした。
     
(29) 正面の階段と随神門です。    (30) 神秘なる九つの穴(本殿裏にあります)
     
(31) 黒田家が財を成したとされる、目薬の木。クリックで拡大   (32) 参拝・散策した後、随願寺へ向かいます。廣峯神社を帰りの起点とします。
     
(33) しばらく広い道を下ります。    (34) 近畿自然歩道は案内標識が完備されています。約9分、約400m下って来ました。標高約254m。
     
(35) 標識を過ぎると登りです。    (36) 約32分後、随願寺方向に行きます。距離約1.3Km。標高約235m。
     
(37) 池のほとりを行きます。境内でしょう。   (38) 階段を登って行きます。
     
(39) 廣峯神社から約41分で随願寺です。距離約1.7Km。標高約223m。   (40) クリックで拡大
  文人としての官兵衛に影響を与えた叔父・高友は、僧・休夢となってから増位山の地蔵院に移り住んだ。と資料にあります。
     
(41) 鐘楼です。    (42) 参拝・散策後放生池のほとりを行くと案内標識があります。
     
(43) 増位山梅林、そうめん滝方向に進みます。   (44) 紅梅がきれいでした。
     
(45) 道ははっきりしています。   (46) 約52分で、東尾根ハイキングコース方向へ進みます。直進はそうめん滝方向です。距離約2.4Km。標高約247m。
     
(47) この地点は景勝地のようですが、よく見えません。クリックで拡大。    (48) 説明看板にある、石槨です。
     
(49) 約54分後山頂への分岐です。    (50) 廣峯神社から約56分で増位山山頂です。距離約2.6Km。
     
(51) 三等三角点です。259.0mです。   (52) 山頂には休憩ベンチもあり、開けている東面の眺望を楽しむことができます。その@です。
     
(53) そのAです。クリックで拡大   (54) そのBです。 クリックで拡大
     
(55) ひっそりと咲いていました。   (56) 絶景を堪能した後、ハイキングコースを白国方向へ下ります。
     
(57) ユニークな石標です。500m毎にあるようです。    (58) 約84分後ふもとに出てきました。正面に、白国三丁目12、の町名標識が倒れていました。左折します。距離約4.6Km。標高約54m。
     
(59) ハイキングコースは色々あるようです。クリックで拡大   (60) K518を横断し、約103分で野里駅に到着です。 廣峯神社からの歩行距離約5.4Kmです。標高約26m。
  今、NHK大河ドラマで軍師官兵衛が大人気です。姫路、御着、英賀、そして廣峯神社等々、過って姫路市に住んでいた者にとっては懐かしい名前が次々と出てきます。増してや、高校時代は3年間広嶺山を眺めて通学していました。しかし一度も登ったことはありません。
 久しぶりに姫路に帰り、広嶺山から増位山へと歩きました。色々資料を見ていると、これではあまりにもあっ気ないので、そうめん滝から弥高山に登り、広嶺山に行きました。このコースは道ははっきりしていますが、目印テープ、案内標識等がなく(見当たりませんでした)地形図と睨みっこの山歩きとなりました。近畿自然歩道に入ってからは、ハイキングコースとなり、標識も多くありました。
 廣峯神社は多くの参拝者・観光客・登山者で賑わっていました。残念ながら展望は今一でしたが、増井山からは素晴らしい展望に恵まれました。
 積算歩行時間は約4時間、距離は約13Kmでしたが、食事休憩等含む全行程時間は約6時間50分、全歩行距離は約15.4Kmでした。快晴に恵まれた楽しい山歩きとなりました。
 ひろみね、は色々な漢字で表されており、広嶺山、廣峯神社、広峰山トンネル(山陽自動車道)となっているようです。
     
(特1) 前日の27日に姫路城に行きました。丁度、素屋根(工事用建屋)の鉄骨解体が始まり、今しか見られない姿でした。8月頃には再生したは白鷺の城が完全に姿を見せるようです。    (特2) 城内の桜はヤット開花です。この日福岡市の舞鶴公園は満開、とメールがありました。