平治岳(ひいじだけ)1642.8m 久住町          平成26年6月7日(土曜日)曇

北緯33度06分44秒  東経131度06分22秒

 大分自動車道を湯布院ICで降ります(ここを起点とします)K11(やまなみハイウエー)を熊本方面に向かいます。約23Kmで「飯田高原」信号です。左折しK621を「男池」方面に向かいます。間もなく「吉部」の案内標識があります。それに従い右折します。その後も何度か分岐がありますが「吉部」「大船林道」の案内標識に従い進みます。「吉部登山口」に着き「300円駐車場」案内に従い進みます。(他にも有料駐車場はあります)約27Kmで駐車場着です。大分から約70Kmです。帰路は庄内経由(R210)で約55Kmでした。

     
(1) 地形図 登山ルート(赤線)はGPSの軌跡を写したもので、あくまで概念図です。クリックで拡大   (2) 6時30分ですが、既に満車状態です。しかも県外車がほとんどです。駐車位置、北緯33度08分02秒、東経131度15分22秒。標高約925m。
     
(3) 駐車場を出てしばらくは林道を登って行きます。    (4) 約8分後手前に橋が見えます。柵があり進入禁止です。柵の右側の隙間から入り、直ぐに右の小道に入ります。 
     
(5) 出発時は日が差していましたが、小道に入ってガスが出てきました。    (6) 何度か鳴子川の支流を渡渉して急坂を登って行きます。
     
(7) 約46分で林道に出ます。目印テープ(印)もあります。しばらく林道を登って行きます。標高約1124m。歩行距離約1.0Km。   (8) 約49分後橋の手前を左の小路に入ります。ここから大窓ルートです。目印テープ(印)が案内してくれます。標高約1140m。距離約1.1Km。
     
(9) 自然林の中を行きます。小路に入ってから、鹿児島の登山者とお会いし、しばらく話しながら登りました。今朝2時に出発されたそうです。   (10) 約73分後展望台です。ここから眼下に千町無田、九重の田園風景が楽しめるはずですが、霧のため視界はゼロです。 標高約1145m。距離約1.18Km。写真を撮り、記録している間に鹿児島の登山者は見えなくなりました。さすがに速い。
     
(11) その後もガスの中を登って行きます。    (12) 約87分後ロープ場です。標高約1300m。距離約2.2Km。この辺りが大窓と呼ばれる所の鞍部です。
     
(13) 続いてハシゴです。一人ひとり慎重に登られるため、かなりの時間を費やします。   (14) そして再びロープ。足元の黒土はぬかるんでいてよく滑ります。
     
(15) ロープ場そのAです。   (16) 約96分後ヤット難関突破です。距離約2.29Km。標高約1355m。歩行距離約90mを9分かかりました。(待ち時間が半分以上です)その後も登りは続きます。
     
(17) 約104分後草台地の平治平です。平治岳、三俣山が良く見えるはずですが、ここもダメ。「山頂は大丈夫だろうか」一抹の不安は残ります。標高約1415m。距離約2.54Km。    (18) 草台地を過ぎると気持ちのいい灌木の中を緩やかに登って行きます。約112分後、標高約1440m。距離約2.7Km。
     
(19) 又霧が濃くなってきました。高度も増し胸突き八丁の急坂が続きます。約117分後、標高約1480m。距離約2.87Km。   (20) 歩き始めて約145分で平治岳本峰(北峰)着です。 
     
(21) 古い標柱が三角点に結ばれています。しばらく待ちましたが、登山客を入れずに撮れませんでした。(前項はタイミング上、上手く撮れました)   (22) 三等三角点です。1642.8mです。距離約3.12Km。
 
(23) ガスで遠望は効きませんが、ミヤマはきれいです。写真にはうまく撮れませんが霧雨で濡れたミヤマがキラキラ光りピンクの宝石のようです。 
 
(24) そのAです。 
 
(25) そのBです。
 
(26) そのCです。 
 
(27) そのDです。ガスが少し切れてきました。少し待ちましたが、ダメでした。 
 
(28) そのEです。 
 
(29) そのFです。 
 
(30) そのGです。 
 
(31) そのHです。 
 
 (32) そのIです。
     
(33) 本峰で約35分間楽しみました。その後南峰への登山道が大変です。来る人、行く人で大渋滞です。距離的には300mほどですが15分以上かかりました。南峰からは上り、下りの専用路がありますが、やはり先がつかえていて中々先に進めません。距離約3.88Km。南峰標高約1610m。   (34) 下り途中に白いミヤマが咲いていました。
     
(35) ガスが切れ坊がつる方面が見えました。   (36)  ようやく大船山も少し顔を出しました。 
     
(37) 大戸越には多くの登山者が見えます。    (38) 南峰から約28分かかり約500m下って来ました。10時半前ですが、ここで昼食を取りました。大戸越から、平治岳はよく見ますが、遠望は効きません。
     
(39) 11時前ガスが濃くなり、平治岳、大船山がまったく見えなくなりました。至福の時を過ごすことが出来ましたので下ります。ここを起点とします。   (40) 坊がつるへの道を下って行きます。
     
(41) 約24分後右への小道に入ります。「吉部」の案内標識もあります。標高約1304m。距離約0.3Km。   (42) 道は、はっきりしています。 
     
(43) 約62分後林道に合流します。標高約1204m。距離約1.35Km。    (44) しばらく大船林道を下ります。
   
(45) 約81分後左折し小路に入ります。印は山火事注意。の看板。印は目印テープです。 (8)項の場所です。ここから来た道を下ります。標高約1124m。距離約2.24Km。   (46) 登ったコースを下り、林道に出て左折し橋を渡ります。標高約935m。距離約2.12Km。
     梅雨に入りここ数日が曇、ちょうど7日が空いていたので、早速出かけました。
 土曜日のため渋滞は覚悟したいました。大窓コースはそれほどでもありませんでしたが、本峰から南峰への登山道は参りました。歩く時間より、待ち時間の方が長く感じられました。それほど、平治岳のミヤマキリシマは人気があるのでしょう。しかも期間限定。
 山頂付近ではガス(雲)で遠望は効きませんでしたが、ミヤマは今が最高、アチコチで歓声が上がり、わたしも愛でながらパチパチ撮りました。今年も最高のお花見が出来ました。
 積算歩行距離は約8.2Km、総合時間約5時間30分でした。
(47) 大戸越から約124分で駐車場着です。距離約3.62Km。