カルト山(かるとやま) 1033.5m 玖珠町        平成26年7月12日(土曜日)晴れたり曇ったり

北緯 33度16分17秒  東経 131度17分17秒

 大分市よりR210を日田方面に向かいます。挟間、庄内、湯布院をへて、水分峠に出ます(ここを起点とします)ここから約4.5Kmで右折します。

     
  国土交通省の「85.5」標識(印)の直ぐ先を右折します。    右折し直ぐに小橋を渡りますが、「止まれ」標識に、お馴染みオレンジ案内標識(印)が取り付けられています。標識の文字は劣化して見えませんが、 目印となります。

 小橋を渡り直ぐの分岐を右上方向に進み、高速道をくぐります。約6.1Kmで「平家山橋」を渡り、Y字分岐を右へ進みます。約7.3Kmで「山女魚塾」と看板が掲げられた立派な建物を右手に見えます。二箇所ほどある分岐は幅の広い道路を登って行きます。約9.21kmで「森平家林道」の標識に従い右折します。直ぐに(約9.2Km)鉄製のゲートが現れます。林道の右側に広場があり、駐車しました。

     
(1) 地形図 車走行(線)登山ルート(線) 登山ルート(線)はGPSの軌跡を写したもので、あくまで概念図です。クリックで拡大   (2) 林道の右側に駐車し、左の林道を登って行きます。標高約805m。
     
(3) 鉄製ゲートは閉まっていますが、柵の左側に踏み跡があります。   (4) 林道を登って行きます。道には山頂近くまでタイヤ痕がりました。
     
(5) 一人旅です。    (6) 昭和時代の標識が今だ健在です。 
     
(7) 静かな林道を登って行き、約45分で963mピークを大きく左に巻いて登って行きます。歩行距離約2.76Km。標高916m。   (8) 林道は人工林と自然林が交互に現れ、深緑の中を登って行きます。
     
(9) 約57分でT字路です。オレンジ案内標識(印)に従い左に曲がります。距離約3.3Km。標高約970m。   (10) 前項印の案内標識です。 
     
(11)  左折した林道も広くはっきりしています。タイヤ痕はありません。   (12) 気持ちよく自然林の中を登って行きます。約58分後。
     
(13) 約64分後、林道が大きく右にカーブしている所からオレンジ案内標識(印)に従い、左に曲がり、尾根に取り付きます。距離約3.5Km。標高約1008m。   (14) 前項印の標識と尾根です。明るいはっきりした自然林の尾根です。
     
(15) 約3.7kmの所に視界が開け絶景ポイントがあります。その@です。クリックで拡大   (16) そのAです。クリックで拡大
     
(17) 約70分後数本の倒木があります。距離約3.8Km。標高約1009mです。   (18) 約74分後、林道の真中に大石が現れると山頂はすぐです。距離約3.9Km。標高約1030m。 
     
(19) 歩き初めて約75分で、カルト山山頂です。距離約4Km。山頂はかなり広いです。カルトらしきものは見当たりません。自然林に覆われ視界も望めません。
 中央印が三角点標石。そのやや右上の印が三角点標識。その上の印がオレンジ山名標識です。山名標識はかなり古く「山歩会」と明記されています。
 尾根は北西に延びています。
  (20) 三等三角点です。標高1033.5mです。基準点名は奥山です。
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(21)〜(24) 本日のお花。   
 台風一過。幸いにも当地方は大きな被害はありません。天気も12日まで良く、12日夜からはくずれるとの予報です。今回も梅雨の晴れ間に登って来ました。
 「カルト山」日出生台の地形図を見るたびに気になっていました。「カルト」はラテン語で崇拝、礼拝を意味し元来は「儀礼、祭祀」など宗教的な活動を意味しているようですが、最近は反社会的な集団を指して使われています。怪しげな山名に魅かれて登りました。普通の山でした
 資料(大分合同新聞、平成10年12月2日夕刊)よると「別名『軽出山(かるでやま)』これがなまってカルト山になったかもしれません」とあります。納得!!
 同資料には林道3か所に作業小屋が記されていますが、現在はありません。又鉄ゲートから約15分後の、ワイヤーのゲートもありません。
 (19)項のように尾根は延びています。他の資料によると1014mピークから先はイバラなどの濃いヤブのようです。イバラ道やヤブ漕ぎは今まで何回も体験しています(前回もそうでした)。手足が引っかき傷でヒリヒリし大変です。今回はしっかりした明るい深緑の林道、尾根道をユックリのんびりと単独行を楽しみました。