碁盤ケ岳(ごばんがたけ) 716.3m 津久見市            平成27年10月10日(土) 曇

北緯 33度03分06秒  東経 131度48分19秒

 東九州自動車道津久見ICを降り、出口交差点を右折しR217に入ります(ここを起点とします)約1.4KmのY字交差点は直進しK36に入ります。約3.2Kmで「大友宗麟公墓地公園」の標識のある交差点を右折します。間もなく津久見高校が右側に見えます。約3.9Km後の変則交差点は「西の内」方向へ右折します。約5.3Kmで高速ををくぐります。民家が無くなると道路は極端に狭くなります。しかもカーブの多い山道で、ガードレールがない所もあります。しかし奥に集落があるためか、対向車がかなりあり、離合時には苦労しました。約15.2Km突然右側に鳥居が現れます。約60m手前に路肩の広くなった所に駐車しました。米良ICから約45.7Kmです。

     
(1) 地形図 車走行(線)と登山コース(線) 登山コースはGPSの軌跡を写したものであくまで概念図です。クリックで拡大。      (2) 鳥居の約60m手前に駐車しました。北緯33度02分57秒、東経131度48分35秒地点です。標高約420m。 
     
(3) 駐車場(起点)から約600mで鳥居があります。鳥居をくぐり長い階段(94段)を上がります。   (4) 階段を登りきるとコンクリート製の神社があります。安全登山を誓願しました。
     
(5) 神社奥にコンクリート製建物(印)が見えます。この脇から山斜面に取り付きます。すでに露出した石灰石があります。   (6) この間を通り抜けます。 
     
(7) 約7分後作業道に出ます。道なりに登って行きます。歩行距離約283m。標高約455m。    (8) 約9分後作業道は終点となります。二重テープに従い直角左上へと登ります。本格的な山道となります。距離約344m。標高約470m。
     
(9) 幅の広い照葉樹の尾根道を目印テープ(印)に導かれて登って行きます。    (10) 約25分後むき出しの石灰岩が多く見られます。この辺から等高線が密になり、きつい登りとなります。距離約582m。標高約553m。 
     
(11) 約34分後石灰帯です。左へとそれながら登ります。距離約776m。標高約600m。ますますきつい登りとなります。    (12) 約51分後周囲が開けて県境が見える場所ですが、どんより曇り(予報ではPM2.5が多い)残念です。距離約927m。標高約663m。
     
(13) 目印テープ(印)に従い、一歩、一歩あせらず石灰石を登って行きます。約59分後。距離約986m。標高約678m。    (14) 約69分後上部が明るくなってきました。もう少しです。
     
(15) 約73分後ヤットの思いで山頂尾根です。ここまで岩登りは続きます。直角左に曲がります。距離約1.07Km。標高約716m。    (16) 約20mで山頂着です。距離約1.09Km。 
     
(17) 山頂はかなり広いです。周囲は樹木に覆われて、展望は得られません。   (18) 又向き出しの石灰岩が多くあります。
     
(19) 二等三角点です。716.3mです。基準点名八戸。別名八戸高原。   (20) 山頂からの展望は望めませんが、南西に200mほど行くと、カルスト台地の素晴らしい景色が見られます。その①です。クリックで拡大。 
     
(21) その②です。   (22) 又北西に行くと、苔むした石灰帯が50m近く続いています。
   
(23) 石灰帯が終わるころ、石灰石切り出しの山が見えますが、不鮮明で残念です。   (24) ここから左(高原方面)に目をやると、再びカルスト台地です。その①です。 
     百山登山では平成10年5月31日に登っている(平成14年の改訂版では百山から外されている)この時はガイド通り、津久見・野津線の川原内から入った。
 その後、平成20年5月2日に同線の青江・川原内間の峠から西の尾根に向かい、姫岳に登った帰りに、峠から東尾根に入り碁盤岳に向かった。しかし山頂近くに鉱山道路が出来ており、入山禁止となっていた。
 長い間あきらめていた山だが、先日かくれ名山に違ったルートが紹介された。このルートは距離は短いが、山頂近くがきつい岩登り並みで、特に下りが苦労した。
 碁盤ケ岳は師匠の「高齢者向け大分県の低い山々」の№17に紹介されているが、前述の理由で「入山禁止」と記載していた。今回ルートは異なるが7年ぶりに紹介できる。     
 積算歩行距離は山頂の散策も入れて3.6Kmと短いが、急登もありきつかった。しかし山頂付近のカルスト台地の絶景で疲れも取れ、無事下山出来た。  
(25) その②です。クリックで拡大。