筒井ケ城(つついがじょう) 233m 野津町           平成28年3月16日(水)曇

北緯 33度03分54秒  東経 131度45分51秒

 先の白石山から戻り、R217,R502経由で野津方面に向かいます。筒井集落で十字路の広域農道に出会います。
 ここまでは大分からならR10日当三差路からK502に入り約2.11Kmです。
 広域農道を大分・戸次方面に入ります。約900mで小さなト字分岐を菅無田の標識で右下に入ります。直後のT字路は右折し広域農道をくぐります。すぐにあるY字路を右に進みます。広域農道分岐から約1100mのY字路分岐手前に舗装された広場はあります。そこに駐車しました。
 又大分市の、R10筒井信号交差点を左折しK25に入り、臼杵方面に走り筒井信号より約4Kmで吉野小学校直前の交差点を右折し広域農道に入ります。約9.4Kmで菅無田の分岐です。
     
(1) 地形図。車走行(線)と登山コース(線)
登山コースはGPSの軌跡を写したものであくまで概念図です。クリックで拡大
  (2) Y字分岐手前の広場に駐車しました。正面に筒井ケ城が見えます。クリックで拡大。 
     
     
(3) 資料にはこの林道も、普通車でも大丈夫、とありますが平成19年の資料です。見るからにかなり荒れています。前項Y字路の手前に駐車しました
  (4) 約18分で峠です。やはり荒れていました。林道歩きは正解でした。林道から一段高くなっている土手状に取り付きます。距離約1.13Km。標高約210m。
     
     
(5) 自然林のはっきりした登山道を小ぼって行きます。     (6) 約21分後、植林帯の中を登ります。標高約220m。距離約1.3Km。 
     
     
(7) 約22分後、馬の背状の細尾根です。土塁のような細尾根で左右の斜面は急坂です。   (8) 細尾根を過ぎると左植林、右照葉樹林の間を登って行きます。
     
     
(9) 約26分後、灯篭が見えて来ました。山頂です。標高約233m。距離約1.5Km。展望は効きません。    (10) 山頂はほぼ平らで、山城跡のようですが、それらしい遺構は見当たりません。なぜか明治16年、と刻まれた石燈籠が二基あります。 
     
      大分合同新聞発行の大分県万能地図にも記載されている筒井ケ城に行きました。地名にも筒井はあり、かなり期待し登りましたが、登山道はかなり荒れており、山頂からの展望もダメでした。
  しかし、静かな林道、登山道の周囲は木々が生い茂り、気持ちよく、胸いっぱいの森林浴をしながらの山歩きでした。積算歩行距離約3.2Kmでした。 
(9) 久しぶりに安武さんの山名標柱のお出迎えを受けました。   
     

追記 筒井ケ城と石燈籠について、吉四六の里観光協会殿に問合わせました。先日お返事をいただきました。
    ① 筒井ケ城ははっきりした記録はないが、おおむね室町時代中期から後期にかけて造られたものと推定される。
    ② 二基の御神燈は西南の役の関連かなにかの供養塔として建てられたものではないか。
    とのことです。教育委員会文化・文化財課。地元の方への問合わせと色々とご苦労をおかけしたようです。
    ありがとうございました。