平成22年1月29日 (金) 晴

米神山(こめかみやま) 475m 安心院町

北緯 33度27分42秒  東経 131度23分51秒

宇佐別府道路の安心院ICで降ります。T字路の信号を「山香」方向に右折します(K42)約2.7Kmで左折しR716に入ります。すぐ(約300m)再び左折し、K658に入ります。ICより約3.9Kmで佐田京石の駐車場に到着します。

(1) きれいに整地された、りっぱな広い駐車場です。 (2) 駐車場の対面に巨石群の説明図があります。
(3) 道路を横断し復元された「平成の京石」の間を通り抜けます。中央の白標柱には「米神山京石登山口 標高四七五m」と記されています。 (4) 登山路は杉・桧林、雑木林が交互にありますが、全体的によく整備されていて、歩きやすいです。
(5) 要所に案内標識があります。助かります。

(6) 約12分で小さな尾根に着きます。ここを左折します。

(7) 左折すると、背丈以上ある笹が行く手を阻んでいます。朝露でビッショリになるのを覚悟で進みます。しかし2分ほどで刈り込まれた小径に戻りホットしました。

(8) 15分頃からだんだんと勾配が急になり、ロープが取り付けられています。ロープは断続的に山頂直下まで続いています。
(9) 約20分で見晴らし台に着きます。由布岳が遠望できますが、小春日和の陽気でかすみがかかっているのか、良く見えません。

(10) ロープのない所は、雑木林の中のなだらかな小径が続きます。

(11) 最近更新されたようです。

(12) おなじみのオレンジ案内標識です。今年もお世話になります。

(13) 30分ほどで「千岩滝」です。写真では良く見えませんが、左上奥まで岩がしき詰まっています。見事なものです。

(14) 突き当たりを山頂へは左折しますが、右折すると「月の神巨石群」があります。(36分)

(15) 月の神巨石群の一部です。 思わず見とれてしまいます。

(16) ロープを頼りに、滑らないように注意しながら、登ります。約45分で「大巨石群」の分岐点に着きます。(山頂へは左折です)「巨石でも大きな石だと思うが大巨石とは?」と思いながら・・・。

(17) まさに巨石群です。全てカメラに納まりません。

(18) 1月末と言うのに、汗をかきながら、ロープに助けられて、あえぎあえぎ登りました。約60分でやっと山頂尾根です。
(19) 山頂までは平坦な小径です。 (20) 歩き始めて60分少々で山頂です。枯れススキに覆われています。平坦でかなり広いです。
(21) 枯れススキの中に巨石が点在していますが、よく見ると確かに環状列石の状態です。しかし、激茂期には何も見えないかもしれません。 (21) 山頂広場のほぼ中央で安武さんの山名標識が出迎えてくれます。標高標識はありませんが、地形図では475mとなっています。
(22) やや奥まった所では、オレンジ標識、その他のお出迎えです。 (23) 枯れススキの向こうに展望が利きますが、かすんでいて良く見えません。
 米神山ふもとの佐田京石の役割として、宇佐市教育委員会の説明板によりますと、太古の祭祀場・鳥居の原形・埋納経の標石など推測されていますが、定説はないようです。
 米神山はご神体であり、巨石信仰の山で、広い山頂では雨乞い祈願の祭祀が行われていた。ともいわれています。
 急勾配のところもありましたが、巨石文化に触れながらの楽しい山歩きとなりました。
 次に青山に向かいました。
(24) 佐田集落からの米神山です。