平成28年10月29日~11月5日

政府派遣 平成28年度 ビスマーク・ソロモン諸島 慰霊巡拝

17時30分から成田国際空港 第2ターミナル a4待合室に於いて結団式を行う。
1班 ガダルカナル島、ベララベラ島、ニュージョージア島、ニューブリテン島方面
団員 厚生労働省職員2名 遺族6名 添乗員1名 看護師1名

2班 ニューブリテン島、ブーゲンビル島方面
団員 厚生労働省職員2名 遺族8名 添乗員1名 看護師1名

わたしは2班で12名の皆さんと慰霊巡拝。

21時31分 成田空港発(ニューギニアpx005便)

     
(1) 慰霊巡拝経路図 クリックで拡大   (2) ブーゲンビル島 クリックで拡大
     
     
(3)  21時31分に離陸して、22時42分に機内食が出ました。薄味に慣れているわたしには、濃い味は少し苦手です。   (4) 10月30日 5時50分頃(日本時間4時50分)パプア ・ニューギニアのポートモレスビー空港に着陸しました。入国審査、税関検査後マイクロバスでホテルに移動です。
     
     
(5) 6時半頃から朝食です。バイキングです。    (6)  現地の通貨と両替です。1キナ=約35円です。
     
     
(7) 8時半頃バスで空港に向かいます。    (8) ポートモレスビー空港ロビーです。 
     
     
(9) 10時22分頃離陸したpx228便は11時45分頃カビエン空港着です。    (10) カビエン空港です。 
     
     
(11) 地元の方の移動手段はトラックです。   (12) ボート2台でカビエン沖に向かいます。 
     
     
(13) カビエン沖での現地慰霊です。皆で協力して、祭壇を設けての慰霊です。    (14) 慰霊後再びボート、バスと乗り継ぎホテル着です。 
     
     
(15) さすが南国です。    (16) 今夜はリゾートホテルです。 
     
     
(17) このビールが人気あるそうです。12キナでした。   (18) 夕食です。おいしくいただきました。 
     
     
(19) 木登りカンガルー(カスカス)クリックで拡大   (20) 10月31日 3時20分起床。4時25分ホテル出発。5時54分カビエン空港離陸(px275便) 
     
     
(21) 6時22分ラバウル空港着   (22) ロビー内の歓迎看板です。 
     
     
(23) 6時48分ホテルでしばらく休憩です。   (24)  レストラン
     
     
(25) 穏やかな風景です。クリックで拡大。    (26) 9時35分朝食です。今日は移動日です。チョット一杯がおいしい。 
     
     
(27) 11時36分(日本時間(10時36分)ラバウル空港を離陸したpx252便は、13時09分(日本時間11時09分) ブカ空港に着陸しました。なにかものものしい雰囲気です。    (28) 要人を出迎えているようです。
     
     
(29) 13時49分 ホテル着です。    (30) しばらく休憩し19時半から夕食です。ブカには瓶入りビールは販売していません。理由は「治安が悪いため」だそうです。「絶対にホテル敷地内から出ないように」と再三注意を受けました。 
     
   
(31) 6時40分(日本時間4時40分)朝食です。7時30分出発です。   (32) 7時43分船着き場着です。ここからは警察官(ジェームズさん)が警護してくださいます。
     
     
(33)  約3分でブカ水道を渡り、ブーゲンビル島着です。   (34) 2台の四駆で移動です(トヨタ車)よく見るとナンバープレートがありません。
     
     
(35) 凸凹道を70Km以上の猛スピードで走るため、何度か天井にぶっつけそうになり、胃・腸がおかしくなった9時半頃、昼食場所に到着です。    (36) 静かな海です。 
     
     
(37) たくさんのヤシの木があります。    (38) 周囲はジャングル。山好きの私でもさすがに躊躇し、地元の人の後ろから行きました。 
     
     
(39) お父さんとその子供たち。    (40) 地元の若人がヤシの実を取りに登ってくれました。まるでお猿さんのように、するすると登って行きます。(印) クリックで拡大
     
     
(41) 果物一杯の昼食です。取り立てのヤシの実もあります。    (42) そして魚。薄味でとってもおいしかったです。
     
     
(43) 昼食後ヌマヌマに移動し13時半頃から、慰霊です。ブーゲンビル島にはこのような慰霊碑が多くあるようです。慰霊碑は両手を合わせた形となっています。    (44) 再び悪路を四駆でカイノに向かい、16時半頃から、わが父の慰霊です。カイノはアラワとキエタの中間にあります。
     
     
(45) 地元の長の奥さんからたくさんのお土産をいただきました。    (46) 地元に伝わる、しあわせになるおまじない。
     
     
(47) 18時頃アラワのホテル着です。    (48) 19時頃から夕食です。
     
   
(49) 11月2日 6時朝食です。  (50) 朝食後、アラワで、鹿児島県遺族会建立の慰霊碑前でブイン、エレベンタ方面の慰霊です。これ以上先には治安上行けないそうです。
     
     
(51) 透き通ったきれいな海です。    (52) 道路脇に展示(?)されています。その①
     
     
(53) その②    (54) その③ 
     
     
(55) 11時頃、警察官に護衛されて市場見学です。その①です。    (56) その②です。
     
     
(57) 悪路を昨日の昼食の場所まで戻ってきました。 14時です。さかな料理です。おいしかったです。   (58) 16時過ぎボートでソハノ島に渡ります。 
     
     
(59) ソハノ島には慰霊碑があります。    (60) 慰霊碑に刻まれている名盤です。クリックで拡大
     
     
(61) 船着き場の近くでは、子供たちが海水浴をしています。    (62) 30日に宿泊したブカのホテルに戻り、20時頃から夕食です。
     
     
(63) 11月3日 8時頃から朝食です。その①です。   (64) その②です。
     
(65)  12時35分発のpx253便が遅れている。との情報で11時半頃ブカ空港に着きました。   (66) この国の方は、気さくです。気軽に応じてくれます。デジカメの画面を見せると、右親指を立て「イエッ」現地ガイドさんの通訳では27歳から17歳までの5人兄弟だそうです。
     
     
(67) ブカ空港を15時00分(日本時間13時00分)に離陸したpx253便は14時32分(日本時間13時32分)にラバウルに着陸しました。   (68) 15時過ぎホテル着。当初予定していたホテルが満室、とかで一ラック上のホテルに宿泊です。 
     
     
(69) ロビーです。   (70) 16時前、遅い昼食です。 
     
     
(71) うす暗くなった18時前から火山観測所近くの高台からの慰霊です。ここではナマレ、ラバウル方面の慰霊を行いました。     (72) ホテルの戻り、20時過ぎから1班と合流しての夕食です。又明日の合同追悼式に参列予定の大使館参事殿も同席されました。
     
     
(73) 11月4日 6時半頃から朝食です。その後追悼式会場(南太平洋戦没者の碑)に出発です。   (74) 南太平洋戦没者の碑
 昭和55年9月30日竣工
 地域 ビスマーク諸島・アドミラルティ諸島・ソロモン諸島(戦没者数118,700名)
 建立地 パプアニューギニア(png)独立国東ニューブリテン州ラバウル市 
     
     
(75) 10時 厳かに合同追悼式が行われました。厚生労働大臣等の花輪が並びます。来賓、在png日本国大使館参事官殿   (76) ここからの眺めは抜群です。その①です。クリックで拡大
     
     
(77) その② クリックで拡大   (78) その③ クリックで拡大
     
     
(79) 維持管理は厚生労働省がラバウル地域委員会に委託しており、追悼式終了後補修をされていました。    (80) 合同追悼式も無事終了し、ホテルに戻り13時前から昼食です。乾杯しました。 
     
     
(81) 昼食後、1班と別れ市内見学に出かけました。15時前、先ずは山本バンカー(旧日本海軍ラバウル司令部壕)中に入りましたが真っ暗でした。    (82) 全体写真
     
     
(83) 展示(?)品   (84) 15時半頃、旧空港跡です。1994年9月19日の大噴火で飛行場は完全に埋まったそうです。ラバウルの市街地も最大6mもの灰で降り埋まってしまい、その後復興したそうです。
右の黒い山が火山タブルブル山(日本名、花吹山、その奥が東の娘山、左が母山だそうです。 
     
     
(85) 車で5分ほど移動して、海岸に出てきました。いたる所から温泉が噴き出ています。日本ならすぐにリゾート地となるのでは?   (86) 20人以上の露天商が並んでいます。我々の顔を見ると「もしもし亀よ亀さんよ」「カゴメカゴメ」の歌等を合唱して歓迎してくれました。
     
     
(87) 温泉卵は30分ほどで出来上がるとか。   (88) 日本の鶏より二回りほどどの大きさです。20キナだそうです。高すぎます、聞き間違えかな。 
     
     
(89) あらゆる所からブクブクと噴いています。自然のままの姿が続くことを祈ります。   (90) 花吹山が近くに見えます。クリックで拡大
     
     
(91) 16時50分ころ、マーケット見学です。    (92) ピーナッツが枝つきのまま売ってます。 
     
     
(93)  色鮮やかなTシャツ。   (94) 最後の夕食、カレーでした。その①です。
     
     
(95) その②です。   (96) 11月5日 5時半朝食です。
     
     
(97) 6時55分ラバウル発のpx275便が遅れ、9時16分に離陸しました。約2時間ホテルで待機しました。   (98) 10時26分ポートモレスビー空港に着陸しましたが、搭乗手続き、手荷物検査、出国審査があり、市内見物は取りやめとなり、空港内をブラブラです。  
     
(99)  レストランに行く時間もなく、弁当を取り寄せましたが、12時半前にヤット来ました。   (100) 機内から空港です。いよいよお別れです。14時32分px054便はポートモレスビー空港から成田に向けて離陸しました。 
     
     
(101) 15時過ぎ機内食です。   (102) 19時53分無事成田着です。荷物受付カウンター付近で解団式式を行い、ホテルに入りました(写真は11月6日撮影)
     
     
(103) 11月6日 靖国神社にお参りして、帰途につきました。    (104) 大村益次郎銅像の後ろに見えるのは、スカイツリー?間違っていたらゴメンナサイ。 

 一度は訪れたいと思っていた地。
 ソロモン諸島ブーゲンビル島カイノに立ち、日本から遠く離れたこの地で、祖国のため、家族のために戦い、亡くなられた英霊の皆様のお蔭で、今の日本の繁栄と平和があることを忘れてたならないと深く感じました。
 引率していただいた、厚生労働省職員の皆さん。
 堪能な英語で交渉し、てきぱきとお世話いただいた添乗員さん。
 我々高齢者にやさしく付き添い、見守っていただいた看護師さん。
 そして、おそらく同じ思いで慰霊巡拝したであろう、参加された遺児の皆さん。
 本当に色々ありがとうございました。