扇山(おうぎやま) 376.9m 佐伯市 令和3年3月8日(月) 曇後晴
 北緯 32度55分04秒  東経 131度54分27秒
 東九州自動車道を佐伯堅田ICで降り、直ぐの出口交差点(ここを起点とします)を左折します。直ぐに「佐伯市総合運動公園内を通り抜けます。約1.7Km後、右折しK37号に入ります。左に小学校が見えます。約3.3Km後の押しボタン信号機のある交差点を左折します。標識はありませんが、目印はすぐ先に「波越橋」があります。田園地帯を走り、左にカーブし約4Km先のT字路を右折します。約4.6Kmで「林道山中線起点」の標識がります。約5.2Km先のY字路を左折します。ここまでは舗装道路でしたが、ここからは未舗装道路でこぶし以上の鋭角な石が多く散乱しており、パンクしないか心配でした。又道路中央が高くなっており、車の底を何度かこすりました。約800mほどですが、わたしには長く感じた800mでした。約6Kmで小広場のような所があり、ここに駐車しました。
   
(1) 地形図 クリックで拡大    (2) 悪戦苦闘(?)して小広場までたどり着きました。小広場の奥に林道は続いています。
スマホは圏外表示で、YAMAPも不調で地形図が表示されません。やむなくGPSのみでの登山です。GPSは小さく老眼のわたしには見えづらいです。GPS標高59m。9時40分頃出発です。(一人旅の時は何時もスマホとGPSを携帯しています)
     
   
(3) 直ぐに小川を渡渉します。水嵩はかなりありました。    (4) 林道は続きます。 
     
 
(5) 約5分後、大きく右に曲がります。道は荒れています。    (6) 約7分後、シダの中を行きます。1分ほどで抜けます。 
     
   
(7) シダを抜けると、電波塔群をいただいた扇山が見えてきます(写真は帰路)クリックで拡大    (8) 約10分後、土石流による最初の崩壊場所です。 
     
 
(9) 約14分後、次の崩壊場所です。    (10) 約16分後の崩壊場所です。道幅がほとんど崩壊されており、右端を慎重に進みました。 
     
 
(11) 後何カ所か崩壊場所があり、約25分後2度目のシダ道です。    (12) 約27分後、最後の崩壊場所です。
     
   
(13) 約38分後の看板です。    (14) このような所も何カ所かあります。 
     
   
(15) 約47分後、右に大きく曲がり、道幅は狭くなります。    (16) 約50分後、左上に一重テープ、二重テープがあり、尾根に取り次ぐ場所ですが、見逃して直進しました。(写真は帰路)直ぐ上が山頂から、張り出した尾根です。クリックで拡大 
     
   
(17) 荒れた林道が続きます。   (18) 約56分頃、林道終点です。左に曲がり尾根に向って登って行きます。かなりキツイです。約64分頃、山頂尾根着(写真失念)この時、友からLINEが入りました。圏外は解除されていたようです。そしてYAMAPも正常に作動しました。 
     
   
(19) 尾根を登って行くと、約77分後に二重テープがありました。(16) 項からここに登るのが、資料のルートです。    (20) 約95分後、山頂尾根で最初の電波塔「TOS」です。 
     
   
(21) すぐ下に「FM」があります。   (22) 電波塔の保守管理道(長良から延びてます)のT字分岐を左上に登って行くと、約97分後に見えます。 
     
   
(23) 約98分後、管理道終点に「NHK」があります。   (24) そして一番奥が「OBS」です。すると(22)項の電波塔は「OAB」でしょか。
     
   
(25) 三角点は「NHK」の奥にあります。網フェンスに沿って行きます。    (26)  シダの中に立派な山名標識と共にありました。 山頂からの眺めは望めません。
     
   
(27) 三等三角点です。376.9mです、基準点名は「東ノ平」 です。GPS標高377m。   (28) (22)項近くの管理道からの北面の眺めはすばらしいです。クリックで拡大
     
 久しぶりに佐伯市のかくれ名山を歩きました。タイトルにつけたように、林道は、この数年間車が通った形跡なく、土石流による崩壊場所はそのまま、しかも落石も多くあります。しかし道跡はしっかりしています。木々をゆらす風の音と、自分の靴音以外何も聞こえない、静かな山歩きを楽しみました。
総合所要時間約4時。積算歩行距離約4.97Km。