平成20年2月23日(土) 晴時々曇

栂牟礼山(とがむれさん)223.7m  佐伯市、弥生町境界

北緯32度58分6秒  東経131度51分6秒

大分市内より、R197,K205,R217,K36、と佐伯市に向かう。佐伯市弥生から旧佐伯市に入りまもなくK219への分岐点(信号)がある。

(1) 上記信号より約1Kmで『古市』のバス停あります。その先の交差点を右折します。(工事もほとんど終了している)

(2) 交差点から約500m直進し、正面の坂を登ると『古市公民館』です。ここに駐車させていただく。(近くで畑仕事をしているおばさんに「栂牟礼山に登りたいので、公民館に駐車させてください」とお願いすると「いいんじゃない。隅の方に停めときヨ」)

(3) 公民館の入口には登山道案内図が掲示してあります。公民館前の標識に従って進み、最初の角を左折します。

(4) 直ぐに道は二股に分かれますが、これも標識に従って右折します。
(5) しばらくはりっぱなコンクリート道が続きます。 (6) 集落が終わると、左手に墓地があります。そこを過ぎると登山路の案内標識があります。直進は『城山谷コース』右折は『左谷コース』です。今回は上りに『城山谷コース』下りに『左谷コース』を歩きました。
(7) 公民館から約10分でコンクリート道は終了し、いよいよ登山道にはいります。 (8) 登山道の整備はよく、100m毎に距離標識も設置されていて安心して歩けます。

(9) 標識にはかなり詳しい距離表示の物もありました。

(10) 約30分で尾根路に入り、標識があります。先ずは戸上砦跡に向かいました。

(11) 戸上砦跡から頂上までは原生椿園です。

(12) 戸上砦跡はかなり広い場所です。

(13) 砦跡からは、古市集落,番匠川、更に背後の山々まで見渡されます。

(14) 砦跡を引き返し、頂上までの尾根路は見事な椿の森です。今は時期が早くて、つぼみも硬いです。(約3千本あり、3月上旬に開花、とのことです)

(15) それでも数個咲いている椿を見つけました。

(16) 堀の跡の標識です。

(17)  堀は2m近くあります。登山路は写真の右から左へと行きます。

(18) 公民館から約60分で山頂に着きます。栂牟礼神社の小さな社殿です。

(19) 山頂の石碑群です。石碑には『山神』『天照大神』その他が祭られていました。

(20) 安武さん、山本さん(宮崎県)の山名柱が出迎えてくれます。

(21) 三等三角点です。その他国木田独歩の説明板などがあります。

(22) 山頂は木々が成長し展望は今一ですが、旧弥生町方面は良く見えます。

(23) 下山も城山谷コースを降りる時は気をつけてください。左に下りますと蕨野方面に行きます。

(24) 左谷コースは栂牟礼神社の社殿を背に、真っ直ぐ尾根路行きます。

(25) 山頂より約5分で、栂牟礼城址二の丸に来ます。

(26) 左谷コースもよく整備されています。

(27) 山頂より約10分で第一展望台(七九谷砦展望台)です。

(28) ここからも戸上砦とは一寸違った角度で古市方面が望めます。

(29) 山頂より約25分で尾根から離れ、谷を下ります。このコースで唯一気をつける所でしょう。

(30) 分岐点の標識を振り返ると「栂牟礼城址 420m」と矢印があり、登ってきた人は間違わないでしょう。



山頂から約30分で公民館に帰ります。


栂牟礼山は1991年に日本山岳会東九州支部が発行した『大分百山』には選定されていました。
しかし、残念ながら2002年発行の改訂版からは消えています。
地元の皆さんのおかげで、登山路は見事に整備されています。すばらしい展望も望めます。椿の咲く頃は一段と素晴らしいと思います。
我々高齢者向きの山でしょう。

(31) 平坦な尾根路が長く急に下るため、こちらのコースのほうが急坂となっていますが、登山路はしっかりしています。